5月 時事展示『江戸かるちゃー』
大河ドラマで注目の蔦屋重三郎は独自のセンスと情熱で江戸の文化を支えました。相撲や歌舞伎といった娯楽が庶民の楽しみとなる一方で、蔦屋のような文化的リーダーが、出版物を通じて知識や芸術を広める役割を果たしました。そこで、今月は江戸の文化に着目した展示になります。
- 「蔦重の教え」 車 浮代/著 飛鳥新社
- 依願退職願いを強要された55歳のサラリーマン武村竹男。タイムスリップして転がり込んだのは江戸時代の出版界の風雲児・蔦屋重三郎のところだった! 生き方と商売の極意を学ぶ、時空を超えた実用エンタテインメント小説。
- 「北斎になりすました女」 檀 乃歩也/著 講談社
- 表の顔が北斎なら、裏の顔は応為。父娘はふたりでひとつの顔を持っていた-。天才の陰に隠れたもう一人の天才、葛飾応為。消えた女絵師の“幻の絵”を追う、美術ノンフィクション。
- 「江戸ビジュアル図鑑」 双葉社
- 時代小説を読んで想像していたこの場所、あの建物がリアルにわかる! 長屋、湯屋、奉行所、大奥、大名屋敷…江戸を完全ビジュアル再現化。耳慣れない江戸のことばも詳しく解説する。
5月・6月 作家展示 「さくらももこ」
生誕60周年 マンガ家デビュー40周年 アニメシリーズ35周年
- 「ももこの70年代手帖」 さくら ももこ/著 幻冬舎
- まる子の子ども時代・70年代を語りつくす、ももこワールドのルーツをめぐるエッセイ。ももことミルコの会話体エッセイと、70年代の思い出を綴るエッセイで構成。
- 「おんぶにだっこ」 さくら ももこ/絵と文 小学館
- おっぱいをやめた日、指を切った時の思い出、乳母車から見た景色、大規模な心配、フラダンスへの想い…。「幼年期」をテーマに、爆笑と感動を超えた「まる子」以前の日々を描くエッセイ集。
▼展示中の資料一覧